2-2収入印紙(旧10,OOO円券)A                                                                                              2-2-1
A.通常写真(左真正券、右偽造券)

室内照明や自然光など普通状態の下では偽造券は真正券と比較しても特段の差異は視認できず判別が難しい。


B.蛍光写真(左真正券、右偽造券)

SC1102型によリ紫外線を発光し、蛍光反応を見る。
偽造券は真正券に比較し、用紙が青白く蛍光反応を発するため、真正券との差異が明らかである。


C.透過光写真(左真正券、右偽造券)

SCll02型の透過光によリ真正券には用紙に波線状の白すかしが見られるが、当該偽造券にはみられない。


D.拡大写真一1
(上真正券、下偽造券)

いわゆるミシン目に注目。真正券ではシートから切リとられ半円状となったミシン目が横一線に整然としているのに対し、偽造券では上下左右に不揃いとなリ、加えて半円状であるべき形状が歪み、シートからの切断面も直線ではない。


E.拡大写真一2
(左真正券、右偽造券)

描かれている桜の葉はミクロン単位の微細な印刷である。真正券では一本々の線がはっきり視認できるのに対して、偽造券では線が寄りつき合い、ベタ状態となっている。

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